2008年06月12日

飽和潜水450メートル 海上自衛隊が日本新

■潜水服での潜水深度記録が更新されたらしい。

飽和潜水450メートル 海上自衛隊が日本新

飽和潜水の日本新記録ねぇ。

救助訓練といえば聞こえは良いが、飽和状態へ持っていくための加圧所要時間を見ると潜水艦の救助というには時間がかかりすぎ。どちらかといれば、放置できない物体の回収作業に用いるぐらいしか使えないのではなかろうか?

林譲治の「進化の設計者」に登場したようなミニ潜水艇といった感じの1気圧維持型の潜水服でも用意して緊急展開し、人命救助のためDSRV(深海救難艇-Wikipedia)の補助に投入するというのでなければ、説明には無理があるだろう。

実際に行われた潜水艦からの人命救助の唯一の実施成功例については、既に書評「海底からの生還」で触れた。

「大気圧潜水服」をググると《「Navy Hardsuit 2000」:600mまで潜れる潜水服》と大元の記事「Navy Chief Submerges 2,000 Feet, Sets Record」までたどれる。

■過去の飽和潜水活動といえば、「シートピア計画」というのがあり、ググれば「昭和57年版科学技術白書[第1部 第2章 第3節 3]」という報告がなされているが、これは潜水深度100mの海中で実際に生活をおこなったというもの。さらに深度300m相当の環境を構築して地上で生活実験は行われたらしい。

進化の設計者 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
早川書房
2007-09

「海底からの生還」ピーター・マース(著)、江畑謙介(訳)、光文社 文庫
海底からの生還 (光文社文庫)江畑 謙介
光文社
2005-02-10

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posted by kurapat at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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