2008年12月12日

新書-日中宇宙戦争-

■チト古くなりかけの本だが、「日中宇宙戦争」は2003年の中共の「神舟5号」有人飛行を受けての政治家(当時福田官房長官)の負け惜しみな発言を踏まえたうえでの、日本の宇宙開発について憂いた本。

書き手は、宇宙関連で過去にもいくつか本を出しているらしい五代。中野コンビ。技術者の五代の言葉をサイエンスライターの中野が噛み砕いて解説文にするという役割分担。

日本の宇宙開発が米国への遠慮とか摩擦、核開発に絡まないことを明確にする制約を受けている側面の愚痴。
再突入体の実験が中途半端に終わらされた恨みが漏れてくる。

アルフレックスとかハイフレックスなど呼ばれる飛翔実験体の飛行関連の話など。

その分、日中の宇宙技術の比較は弱い。ロケット寸法比較図は興味深いが。

アルフレックスとかハイフレックスの参考は、
「宇宙輸送FAQ」


「日中宇宙戦争」中野不二男、五代冨文、文春新書
日中宇宙戦争 (文春新書)
文藝春秋
2004-01-21

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posted by kurapat at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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