2009年12月13日

解説書-正しく知る地球温暖化


クライメイトゲート事件で話題になった「ホッケーステイック曲線」を強く批判するのが本書「正しく知る地球温暖化」だ。

IPCCの主張に疑念を挟むだけで「悪魔呼ばわりされる」異端狩りの宗教裁判風な地球温暖化人為論者の話の進め方への批判の書でもある。

赤祖父俊一氏は、「気温上昇は1800年頃からはじまり、上昇の5/6は自然要因で、1/6は人工要因だ」という主張。

マスコミの無責任な「異常気象報道の無知」の延長線上に「温暖化のもたらす災害」という有り得ない未来の予測が流されているとも批判。

以前本を紹介した中世温暖化の内容は「千年前の人類を襲った大温暖化」に詳しい。

ブログ記事「正しく知る地球温暖化/赤祖父 俊一 09264」の内容も参考に。

Wikipedia記事「ホッケースティック議論」の「ホッケースティックカーブ」擁護の文章と記事添付の他の研究者の発表した曲線から読み取れる傾向は異なり、1800年頃から気温上昇は始まっていると読み取れる。

■「定説を無批判に受け入れるのは、科学的態度ではない」という批判。まぁ、「ローマカソリック教会の教義に反して宗教裁判にかけられ妥協したガリレオ・ガリレイや火炙り刑に処せられたジョルダーノ・ブルーノ」の存在を知っていれば、納得できる主張だ。


「中世の温暖期-Wikipedia」

  • 赤祖父 俊一
  • 定価 : ¥ 1,470
  • 発売日 : 2008/06
  • 出版社/メーカー : 誠文堂新光社
  • おすすめ度 : (16 reviews)
    地球温暖化問題のウソがわかる
    明快な論旨です
    踊る地球温暖化問題
    最近このことに関心を持ってから一番眼を啓かされた本
    正しき地球温暖化への認識…


  • ブライアン・フェイガン, 東郷 えりか
  • 定価 : ¥ 2,520
  • 発売日 : 2008/09/11
  • 出版社/メーカー : 河出書房新社
  • おすすめ度 : (6 reviews)
    2度の気候変動が大混乱を巻き起こす
    内容は面白いが、邦題がよくないのでは?
    煽りすぎの気はあるが、変動を抑えるより適応策を考えようという堅実な提案の良書
    1000年前の人々は、人間の最大の長所が、新しい環境に適応する限りない能力であることを思い出させてくれる。
    これからの温暖化を危惧する第1級資料


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posted by kurapat at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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