2010年02月07日

次世代スパコン秘匿中間報告の公開


次世代スパコンのスペックでは実は世界一の高速達成には不十分だったことが判明。

【 2010年1月27日 次世代スパコンの目標達成困難は昨年7月に評価済み 】

「82. 次世代スーパーコンピューター中間評価報告書 (2010/1/23)」
《次世代スパコン、仕分け前に「世界一困難」評価》
行政刷新会議の「事業仕分け」で事実上の凍結と判定され議論を巻き起こした文部科学省の「次世代スーパーコンピューター開発」について、経費の追加などがなければ「世界一」は達成できないとする非公表の内部評価報告書が作られていたことがわかった。
 昨年7月に公表された表向きの報告書では、そこに書かれた世界一への戦略は伏せたまま、必要経費を2010年度の概算要求に盛り込んだ。同省が22日、発表した。同省の担当者は「海外に手の内を明かしてしまえば世界一にはなれず、やむを得なかった」と話している。
 事業仕分け後の昨年末、「世界一」に固執しない方針に変更したことから、内部評価を隠す必要がなくなった。内部評価の報告書には、米国の開発状況や、海外との競争に勝つためには追加経費が必要になること、完成時期を前倒ししなければ目標は達成できないことなど、詳細な戦略が記されていた。
(2010年1月23日10時52分 読売新聞)
官僚機構のまずい部分が噴出したような話。

仕様選定の段階でモタモタ時間を浪費せず、スカラークラスターでいくとでも決めて、国際入札でオープンに進めていれば、早い時期に稼動していたかもしれない。

箱物ITで産業支援といった金の流れしか考えていなかったのだろうか?



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posted by kurapat at 15:13| Comment(1) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
国内企業の技術力育成が目的なのに、国際入札とかは論外でしょう。
それよりも、投入資金が少なくてメーカー持ち出しに頼る事を止めないと。
ベクトル担当のNECがそれで抜けたのですから。
これは防衛分野とかでも酷いそうですから、日本の体質でしょうね。
Posted by 一見の名無しさん at 2010年04月16日 20:29
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