2010年05月29日

東工大スパコンで微妙な次世代スパコン批判


東工大TSUBAME2.0に絡んで、本当にわかっているのかどうだか微妙な「次世代スパコン(京速計算機)」批判スレッドが2ちゃんねるにたっていたようだ。

「NECが『世界最速スパコン』を僅か31億円で開発 京速とは何だったのか?」

東工大のスパコン開発関連でNECの契約取り分が少ないから、「次世代スパコン」と比較してのこの安さは何なのか?という「次世代スパコン」批判。

「TSUBAME2.0(2.4Pflops) NEC+HP連合が落札」

■京速計算機(次世代スパコン)は、NECのOBが理研スパコンにもNECを噛ませようと変なハイブリッドアークテクチャをひねくりだしたものの、利益の出せる将来的ファミリー展開は望めず、開発費の持ち出しで終わりそうだから、とNECは離脱。
アークテクチャ検討段階で無駄に時間を空費したから、金ばかりかさみ、今できたのは収容する建物だけ。
遅延は予算の増大という結果をもたらしている。

■東工大のTSUBAME2.0はTSHUBAME1.0から1.2へのアップグレードでつぎ込んだGPGPUリソースの割には性能が向上したとは言いがたい仕様。
それでも、計算するテーマとソフトウェア設計技術次第では、高い計算能力を示す分野もあるよという代物。

つまりいかなる分野でもオールマィティに世界最先端の結果をだせると過剰に期待してはいけない。

CPUのみかGPGPUのようなアクセラレータ込みかを問わずにクラスターを構成できるライブラリーを整備し、利用しようと言う「OpenCL」解説書籍「OpenCL入門」が出ていた。こんな本が出るように環境の違いを吸収して目立たなくするライブラリーや環境の需要もある。

スパコンの個々のアーキテクチャの違いを気にする手間隙を減らしたいから出てきたのが、「OpenCL」のようだ。
しかし、汎用であることは、最適化を望めないことでもなかろうか?
最善よりも次善で、とにかく空いてるスパコンに課題を投げ込んで計算させるとか言う、世界全体を見たうえでのリソース活用には「OpenCL」は向いているころなのかもしれない。


「TSUBAME-Wikipedia」



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posted by kurapat at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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