2007年12月30日

図解船の科学-ウェーブピアサー船-

■ブルーバックスでかつて書いた本の後の技術の補完を目的にした「図解 船の科学」が登場。そのカバーは青森−函館航路のウェーブピアサー型高速フェリー。

補完の一番の目玉は「ウェーブピアサー船」の諸元紹介。
日本が燃費効率で劣るTSLにこだわり、高速船市場に踏み込めなかったのに対し、オーストラリアのウェーブピアサー船は地中海の島々を結ぶカーフェリーなどの短距離航路でその高速性をいかして実績を積み重ねて普及。

■今は米陸軍と海兵隊も高速輸送船として採用。この船があるから人員を沖縄からグアムへ移しても支障がないと米海兵隊が判断したともいわれている。

海兵隊がチャーターしたインキャット社の船は韓国・沖縄・日本本土間で海兵隊の演習移動を効率的に行なえる実績を示した。

■但し、ウェーブピアサー船は積載重量が増えた場合の速度の低下が従来船よりも大きいとも伝えられている。最適積載量を越える場面がどれだけあるか?が問題。

「図解 船の科学―超高速船・超巨大船のメカニズム 」池田良穂、BlueBacks

図解・船の科学―超高速船・超巨大船のメカニズム (ブルーバックス 1579)
講談社
2007-12

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posted by kurapat at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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